姿勢が悪いと太る!?
姿勢は腰痛や肩こり、人からの見え方以外にも代謝に影響します!
姿勢が悪い人は太りやすいです。
姿勢の悪さが太りやすさににどのような影響を及ぼすのか、具体的なエビデンスを交えてご説明します!
【姿勢と代謝の関係】
姿勢の悪さは、代謝に直接的な影響を及ぼすことが研究によって示されています。
カロリー消費の低下
研究によれば、前かがみの姿勢や脊柱のカーブの異常な変化は、エネルギー消費量の低下と関連しています。悪い姿勢を維持することで、筋肉の働きが制限され、基礎代謝率が低下する可能性があります。
筋肉の低活動性
姿勢の悪さによって筋肉が適切に働かないと、筋肉の低活動性が生じます。筋肉はエネルギーを消費する重要な組織であり、代謝活性に大きく関与しています。筋肉の低活動性は、エネルギー消費の低下や脂肪の蓄積を招く可能性があります。
血液循環の悪化
姿勢の悪さによって、血液循環が妨げられることがあります。血液は酸素や栄養を運ぶ重要な役割を果たしており、正常な代謝に欠かせません。悪い姿勢によって血液循環が悪化すると、代謝物の排出が妨げられ、代謝の滞りが生じる可能性があります。
【まとめ】
正しい姿勢を保つことは、代謝にとって重要な要素です。エビデンスによれば、姿勢の悪さはエネルギー消費の低下や筋肉の低活動性、血液循環の悪化などを引き起こす可能性があります。その結果、代謝の低下や脂肪の蓄積などが生じることがあります。
日常生活で姿勢を意識することは、代謝を促進するために重要です。適切な姿勢を維持するためには、適度な運動やストレッチ、姿勢改善のためのエクササイズが有効です。また、デスクワークや長時間の座り仕事をする場合は、適宜休憩を取り、姿勢を正すことも忘れずに行いましょう。
【参考文献】
- チェン, S. M., et al. (2019). Associations of spinal curvature with height and body mass index in adulthood. PloS one, 14(4), e0215040.
- オルバイン, D., et al. (2017). Association of lumbar lordosis with trunk inclination in standing position: a cross-sectional study. BMC musculoskeletal disorders, 18(1), 396.
- 健康運動教育研究会. (2018). 体幹バランスで変わる姿勢と体力向上. https://www.kendo.or.jp/kendo_column/column/column_02/4101683_3063.html
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