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卵は1日何個まで食べて大丈夫?ダイエット中でも安心して食べられる!1日の適正摂取量とは?

卵は1日何個まで食べて大丈夫?ダイエット中でも安心して食べられる!1日の適正摂取量とは?

【結論】卵は1日何個まで食べても大丈夫なのか?

「卵は1日1個まで」という言葉を聞いたことはありませんか?実は、この考えは古い栄養学の常識であり、最新の研究では大きく見直されています。結論から言うと、健康な成人であれば、1日に2〜3個の卵を食べても健康上の問題はないとされています。

アメリカ心臓協会(AHA)の最新のガイドラインでは、以前のような厳格な制限はなくなり、バランスの取れた食事の一部として卵を摂取することが認められています。また、2018年に発表されたメタアナリシス研究では、1日1個の卵を摂取しても心血管疾患のリスク増加は見られないという結果が示されました。

ただし、個人差も大きく、特に糖尿病や心臓病などの持病がある場合は、医師や栄養士の指導のもとで適切な摂取量を決めることが重要です。一般的には、健康な人であれば週に5〜7個(平均して1日1個程度)が無難な目安とされていますが、運動量や体質によってはそれ以上でも問題ないケースが多いです。

ダイエット中の方にとっては、タンパク質源として卵は非常に優れており、適切に取り入れることで満腹感を維持しながら減量が可能です。次の項目では、卵とコレステロールの関係について詳しく見ていきましょう。

コレステロールに関する誤解:卵は本当に悪者なのか?

「卵はコレステロールが高いから控えるべき」という考えは、長年にわたって広まってきました。確かに卵の黄身には約200mgのコレステロールが含まれていますが、体内のコレステロール量と食事由来のコレステロールの関係は、以前考えられていたよりもずっと複雑です。

現代の栄養学では、以下のことが明らかになっています:

  1. 食事から摂取するコレステロールと血中コレステロール値の関係は弱い:体内のコレステロールの約80%は肝臓で合成されており、食事の影響は限定的です。
  2. 卵に含まれるレシチンやコリンが、コレステロールの吸収を抑制:卵には自然なバランス機能があり、含まれる栄養素がコレステロールの悪影響を緩和しています。
  3. HDL(善玉コレステロール)を増加させる効果:適度な卵の摂取は、むしろHDLコレステロールを増やし、心臓病リスクを下げる可能性があります。

2019年の「Journal of the American Medical Association」に掲載された研究では、1日あたり3個までの卵の摂取は、一般の健康な成人において心血管疾患のリスクを有意に増加させないことが示されています。

ただし、個人によって卵の消化・代謝の仕方は異なります。遺伝的に食事性コレステロールに敏感な「ハイパーレスポンダー」と呼ばれる人々(全体の約25%)は、卵の摂取に対して血中コレステロール値が上昇しやすい傾向があります。こうした体質の方は、卵の摂取量を控えめにするか、定期的に血液検査を受けることをおすすめします。

ダイエット中の卵摂取がもたらす3つのメリット

ダイエット中に卵を積極的に取り入れることで、以下のような具体的なメリットが期待できます:

1. 高タンパク質で満腹感が持続

卵は高品質なタンパク質の宝庫です。1個の卵(Mサイズ)には約6gのタンパク質が含まれています。タンパク質は三大栄養素の中で最も満腹感を持続させる効果があり、食事の満足度を高めながら総カロリー摂取量を自然に減らすことができます。

2010年の研究では、朝食に卵を食べたグループは、同カロリーのベーグルを食べたグループと比較して、次の食事までの間に感じる空腹感が有意に少なく、結果的に1日の総カロリー摂取量が約330kcal少なかったことが報告されています。

2. 代謝を促進する効果

卵に含まれるタンパク質は、食事誘発性熱産生(食べ物の消化や代謝に使われるエネルギー)を高め、基礎代謝の向上に寄与します。また、卵黄に含まれるコリンは脂肪の代謝に関わるため、体脂肪の効率的な燃焼をサポートする可能性があります。

3. 筋肉量の維持に役立つ

ダイエット中の課題の一つは、脂肪だけでなく筋肉も減少してしまうことです。卵に含まれる良質なタンパク質と必須アミノ酸は、筋肉の合成を促進し、適切な運動と組み合わせることで、減量中でも筋肉量を維持することができます。

カナダのマギル大学の研究によると、減量中のアスリートが高タンパク質の食事(卵を含む)を摂取したグループは、標準的なタンパク質量のグループと比較して、より多くの体脂肪を失い、筋肉量をより良く保持できたという結果が出ています。

ダイエット中は、朝食に卵を取り入れることで、一日の食欲コントロールや代謝アップに特に効果的です。例えば、2個のゆで卵と野菜を組み合わせた朝食は、満腹感と栄養バランスを両立した理想的な選択といえるでしょう。

卵に含まれる栄養素とその効果を徹底解説

卵は「完全食品」と呼ばれるほど、必須栄養素をバランスよく含む優れた食材です。わずか70〜80kcal(Mサイズ)で、以下のような豊富な栄養素を摂取できます:

タンパク質(約6g/1個)

卵白と卵黄に含まれるタンパク質は、生物価(タンパク質の質を示す指標)が100と非常に高く、人体に必要な全ての必須アミノ酸をバランスよく含んでいます。特に筋肉の修復や免疫機能の維持に重要です。

ビタミン類

  • ビタミンA:視力の維持や皮膚の健康に寄与
  • ビタミンD:カルシウムの吸収を助け、骨の健康をサポート
  • ビタミンE:抗酸化作用があり、細胞の老化を防ぐ
  • ビタミンB群(B2、B12など):エネルギー代謝や神経機能の維持に重要

特に注目すべきは、卵黄に含まれるビタミンDで、日本人に不足しがちな栄養素の一つです。

ミネラル

  • 鉄分:貧血予防に役立つ
  • セレン:抗酸化作用を持ち、甲状腺機能をサポート
  • ヨウ素:甲状腺ホルモンの産生に必要
  • リン:骨や歯の形成に関与

特殊成分

  • ルテイン・ゼアキサンチン:目の健康を守る抗酸化物質で、加齢黄斑変性などのリスクを低減
  • コリン:脳の発達や記憶力の向上に関与し、肝機能をサポート

特に興味深いのは、2019年のハーバード大学の研究で、卵に含まれるコリンの摂取量が多い人ほど認知機能の低下リスクが低いという結果が示されたことです。

卵黄と卵白では栄養素の分布が異なります。卵白は主にタンパク質(アルブミン)を含み、カロリーが低いため、特にダイエット中に重視される部分です。一方、卵黄には脂溶性ビタミンやコリン、ルテインなどの重要な栄養素が凝縮されています。

ダイエット中だからといって卵黄を避けるのではなく、その栄養価を理解した上で適切に摂取することが重要です。最新の研究では、卵黄も含めて卵を丸ごと食べたほうが、健康上のベネフィットが大きいことが示されています。

体質別・目的別:あなたに最適な卵の摂取量とは?

卵の最適な摂取量は、個人の体質や健康状態、運動量によって異なります。自分に合った摂取量を見つけるためのガイドラインを紹介します。

一般的な健康な成人の場合

健康状態に問題がなく、コレステロール値も正常範囲内であれば、1日1〜3個の卵を食べても問題ありません。週に5〜7個が標準的な摂取量と言えます。

アクティブな運動習慣がある場合

定期的に運動をしている人や筋力トレーニングを行っている人は、タンパク質需要が高まります。そのため、1日に2〜3個、週に10〜14個程度の卵を摂取しても問題ないでしょう。プロのアスリートの中には、1日に4〜6個の卵を摂取する人もいます。

コレステロール値が高めの場合

遺伝的に高コレステロール血症の傾向がある人や、すでにコレステロール値が高い状態の方は、卵の摂取量に注意が必要です。週に3〜4個程度に抑え、定期的に血液検査で値をチェックすることをおすすめします。

糖尿病がある場合

糖尿病患者の場合は、卵の摂取とコレステロール値の関係がより敏感になる可能性があります。週に3〜4個程度を目安に、医師や栄養士と相談しながら調整するのが賢明です。

ダイエット目的の場合

減量を目的としている場合は、朝食に1〜2個の卵を取り入れることで、その日の食欲コントロールや代謝アップに効果的です。週に7〜10個程度を上限とし、他の食材とのバランスも考慮しましょう。

2018年に行われた研究では、12週間のダイエット期間中、毎日2個の卵を含む朝食を摂取したグループは、卵を含まない朝食のグループと比較して、より多くの体重減少を達成したという結果が出ています。

重要なのは、体質や健康状態は人それぞれ異なるということです。最初は控えめな量から始め、体調や血液検査の結果を見ながら調整していくことをおすすめします。不安がある場合は、医師や栄養士に相談することで、より個人に合った摂取量が分かるでしょう。

卵を毎日食べるときの注意点と摂取方法

卵は栄養価が高く健康に良い食品ですが、毎日摂取する場合はいくつかの注意点があります。以下のポイントを意識することで、卵の健康効果を最大限に活かせるでしょう。

注意点

1. 調理方法に注意する

卵の調理方法によって、栄養価や消化のしやすさが変わります。フライパンで揚げる場合、大量の油を使うと余分なカロリーが加わります。健康的な調理法としては、ゆでる、茹でる、電子レンジで加熱する、少量の油で炒める、などがおすすめです。

特にダイエット中は、ゆで卵やポーチドエッグのような脂肪を追加しない調理法が効果的です。

2. 食材とのバランスを考える

卵だけに頼るのではなく、野菜や全粒穀物などの食物繊維を多く含む食品と組み合わせることが大切です。例えば、野菜たっぷりのオムレツや、サラダにゆで卵をトッピングするなどの方法があります。

3. 卵アレルギーに注意

卵アレルギーを持つ人は、もちろん摂取を避ける必要があります。また、過去に軽度の卵アレルギー症状があった場合は、少量から始めて反応を見ながら摂取量を調整してください。

4. 適切な保存方法を守る

卵は室温で保存すると、サルモネラ菌などの食中毒菌が繁殖するリスクが高まります。必ず冷蔵庫で保存し、消費期限内に使い切りましょう。また、卵を使用する前には手をしっかり洗い、調理器具も清潔に保つことが重要です。

効果的な摂取方法

朝食に取り入れる

朝食に卵を摂取すると、その日の食欲コントロールに効果的です。タンパク質豊富な朝食は血糖値の急上昇を防ぎ、長時間満腹感を維持します。

トレーニング後の回復食に

筋力トレーニングやハードな運動の後は、筋肉の修復に必要なタンパク質を補給するために卵が最適です。運動後30分以内に卵を含む食事を摂ることで、筋肉の回復と成長をサポートします。

他のタンパク質源とのローテーション

毎日同じ食品を摂取し続けると、栄養バランスが偏る可能性があります。卵、豆類、魚、鶏肉など、様々なタンパク質源をローテーションで摂取することで、より幅広い栄養素を摂取できます。

卵白と卵黄の使い分け

特に厳しいダイエット中や、コレステロールを極力抑えたい場合は、時々卵白のみを使用するという方法もあります。卵白は低カロリーで高タンパクなので、カロリー制限中の強い味方になります。ただし、卵黄には重要な栄養素が多く含まれているため、完全に排除するのではなく、適切なバランスを見つけることが大切です。

まとめ:卵を味方につけて健康的なダイエットを成功させよう

卵は、かつてコレステロールの懸念から「控えるべき食品」と考えられていましたが、現代の栄養学では、健康な食事の重要な構成要素として再評価されています。特にダイエット中の方にとって、卵は次のような理由から心強い味方となります:

  1. 少ないカロリーで高い栄養価:卵1個あたり約70〜80kcalと低カロリーながら、タンパク質、ビタミン、ミネラルをバランスよく含んでいます。
  2. 満腹感の持続:良質なタンパク質が食後の満腹感を長く持続させ、間食や過食を防ぎます。
  3. 代謝アップ効果:タンパク質の消化に使われるエネルギーが多く、基礎代謝の向上に貢献します。
  4. 筋肉量の維持:減量中でも筋肉量を維持することで、リバウンドしにくい体づくりをサポートします。

健康な成人であれば、1日に1〜3個の卵を摂取しても問題ないことが研究で示されています。ただし、個人の健康状態や体質によって最適な摂取量は異なるため、自分の体と相談しながら調整することが大切です。

卵を食事に取り入れる際は、調理方法や組み合わせる食材にも注意し、野菜や全粒穀物などと一緒に食べることで、より栄養バランスの良い食事になります。朝食に卵を取り入れることは、特にダイエット効果を高める上で効果的です。

最後に、ダイエットは一時的な食事制限ではなく、持続可能な食習慣の改善が重要です。卵を含む栄養バランスの良い食事と適度な運動を組み合わせることで、健康的な体重管理を実現しましょう。自分に合った卵の摂取量を見つけ、賢く活用することで、より効果的なダイエットを成功させることができるでしょう。

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